2017年9月9日土曜日

Gotham シーズン3第21話〜アルフレッドの愛

GOTHAM/ゴッサム

S3E21 "Heroes Rise: Destiny Calling"
Air Date: June 5, 2017

画像はすべてFacebookより

シーズン3・第20話からの続き。

21話と22話は同じ日に2時間連続で放映されましたが、21話を観た段階でビックリのあまりあらすじを書き始めました。



***以下、思いっきりネタバレ***




21・22話のティーザー動画↓



ジムとハービーは、ウイルスの解毒剤を作らせるため、前回アルフレッドが情報と引き換えに逃がしたストレンジを追う途中、ジムはウイルスの影響もあり、フィッシュを殺してしまいます。

一度は自分が殺したくせに、ペンギンは驚いてフィッシュを抱きかかえますが、「ゴッサムをおまえのものにするか、そうでなければ滅ぼしておしまい」という言葉をいいのこしてフィッシュは絶命。

ジムはもう少しでペンギンも殺すところでしたが、それはハービーに阻止されました。

ちなみにストレンジの作ったウイルスは、バーンズの感染してしまったものとはちがい、効果が早く現れるように細工されているらしい(ジムやリーの感染したものもそっちなのかも、えらい早く効果を発揮してたから)。

ジムは強い精神力でウイルスのささやき(と言うとヘンだけど)に抵抗するものの、早く解毒剤を作らないと制御不可能になってしまう、と焦ります。







ところで、ストレンジを取り戻したはいいが、解毒剤を作るためにはジャーヴィスが必要らしい。

ペンギンへの復讐を手伝ってもらう代わりにバーバラに1日だけ手を貸してやることにしたニグマの差し金で、ジャーヴィスをブッチたちが誘拐してしまいます。


アルフレッドの説得


ゴッサム署内で、洗脳されたブルースをなんとか取り戻そうと説得を試みるアルフレッドですが、感情を失ったロボットのようなブルースは「むだだ」と冷ややかな態度をくずしません。

あのおじいちゃんが両親を殺されたつらさを取り除いてくれたんだ、と言うブルースにアルフレッドが話す言葉が心にしみます。


"There is no life, there is no love without pain.(痛みがなければ愛もない)"


「あなたを愛しているんです。あなたのためなら命を捨ててもいい。I love you, Master Bruce. I would do anything for you. I would die for you.」

とまで言うアルフレッドに、見てるこちらがウルウルしてきちゃいます。

「(両親がブルースに注ぎ、ブルース自身にもまだあるはずの)愛をもういちど見つけなければ。わたしのところに戻って来てください。You must find that love again. Come back to me, Master Bruce.」

こう言われて、一瞬、ブルースも心を動かされたような、つらそうな表情をしますが、署内の騒ぎを聞いて確認しようとアルフレッドがその場を離れたすきを見て逃げ出してしまいます。


ラーズ・アル・グール登場


ブルースが向かった先は、おじいちゃんが死ぬまぎわに行けと言っていた場所。

中華街?なのか、建物も中国風で、中に入ると忍者っぽい動きをする集団がいました。「センセイ」とか言ってるのでてっきり日本人かと思ったら、そうではなく…

なんと、現れた忍者集団のリーダーは

ラーズ・アル・グール

と名乗りますΣ(゚∇゚*)!!

そう、おじいちゃんが言っていた「悪魔の頭」とはラーズ・アル・グール(ラーザルグールと聞こえるけど)のことだったのです。(*下にラーズ・アル・グールについて書いてます

後継者を探していると言うラーズ・アル・グールに、ブルースは「先生に訓練を受けたから準備はできている」と言います。

「そうかな?」と、ラーズ・アル・グールはブルースのあとをつけて来ていたアルフレッドを連れて来させ、「じゃあ、おまえの過去を殺し、わたしの仲間になり、運命を成就するのだ」と、ブルースに剣を渡します。

ここでアルフレッドがブルースに語りかける言葉に感動して泣いてしまいました。

「あの男はまちがっている。あなたの運命はブルース・ウェインとして生きることだ。いつかそれを思い出す日が来るだろう。わたしがどれだけあなたを愛しているかも」

…(;_;)

「あなたが生まれたとき、両親から『めんどうをみてくれ』と頼まれ、抱き上げるとあなたは目をあけてわたしを見た。その瞬間、あなたのためならなんでもしようと決めたのだ」

(号泣)

「今、これ(アルフレッドを殺すこと)をしなければいけないならやりなさい」とアルフレッドがやさしい表情で言うと、冷血ブルースは思いっきり…

グサリ!Σ(゚∇゚*)!!

ええええええ〜〜〜、そ、そんなああああっっっ!!!

ためらいもなく刺したね、ブルース!!!

あんな感動的な話を聞いた直後に、まさかと思いましたよ。


ここで21話は終わりますが、すぐに22話が続きます。

シーズン3第22話(シーズンフィナーレ)に続く。


*ラーズ・アル・グールについて(ゴッサムに関係ない余談もアリ)

ちょっとウィキってみたら、ラーズ・アル・グールという言葉はアラビア語で「悪魔の頭」という意味なんだそうです。

同じDCのキャラだからいいのかもしれないけど、CWのアローにもいるよね(^^; (※ゴッサムはFOX)

原作コミックを知らない私は不思議に思いましたが、上記ウィキでも「バットマン」のキャラだと書いてあるし、ゴッサムに出てくる方が自然なんですね。

ゴッサムのラーズ・アル・グールを演じるアレクサンダー・シディグという俳優さんをちょっと調べてみたら、スーダン人の父親とイギリス人の母親を持ち、子どものころイギリスに移り住んだそうです。

アラブ人のラーズ・アル・グールらしい配役ということですかね。

どうでもいいけどこのアレクサンダー・シディグさん、『ゲーム・オブ・スローンズ』のドーラン・マーテルじゃないですか!ぜんぜん気づかなかった!

また、母方の叔父さんが『時計じかけのオレンジ』のアレックス役、マルコム・マクダウェルだとか。さらにこの叔父さんを調べたら、『ヒーローズ』にもリンダーマン役で出てたのね。ビックリ!

『時計じかけ〜』のアレックスはヘンなメイクをした顔の印象が強いせいか、ヒーローズ見たときは全く気づきませんでした。

↓『時計じかけのオレンジ』のアレックス↓

(画像↑をクリックするとアマゾンのページに飛びます)



ゴッサムからかなり脱線してしまいましたが(^^;

てことは、忍者に見えた集団はリーグ・オブ・アサシンだったってこと?
そしておじいちゃんもリーグ・オブ・アサシンの仲間だったのかな…?(^^;

リーグ・オブ・アサシンという言葉はゴッサムの中では一切出て来なかったはず(たぶん)なので、ちがう団体なのかもしれませんが…とりあえずゴッサムに出てくる人たちは忍者っぽい(苦笑)。


Posted on Sat. September 9, 2017

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